Apple WatchはiWatchで発売する予定だったが,その本気度と「i」へのこだわり

Apple WatchはiWatchで発売する予定だったが,その本気度と「i」へのこだわり

AppleはApple Watchを発売する前,iWatchのネーミングで発表するという話が出ていたが,フタを開けてみるとApple Watchという名前になっていたという当たり前のことを,Appleサポートページの記事情報を見ていて,今更ながら考えてみた

 

timcook_az

 

当然な見解として

理由はその当時のIT弁理士の栗原潔氏が考察を行っていましたね
Apple WatchはなぜiWatchではなかったのか?

 

おそらく大きな理由のひとつとしては、Swatch社が所有するiSwatchという商標との類似性があるでしょう。この点をSwatch社は既に警告していました。また、中国で出しまくられている抜け駆け出願の問題もあるかもしれません。経営判断としては妥当なのかもしれません。

 

また,別の要因もあるという見解も示していた
Apple WatchがiWatchでなかったもうひとつの理由

 

イタリアの小規模ソフトウェア会社Probendiが欧州共同体において“iWatch”の商標権(指定商品はコンピューター関連機器とソフトウェア等(9類))を所有しており、Appleに対して警告してきたそうです。この商標登録は、欧州共同体商標意匠庁(OHIM)が管轄する欧州共同体商標というもので、欧州共同体に属するすべての国で有効な商標登録です。

 

どちらも然もありなんですね

いずれにしても商標など何らかの問題でiWatchをApple Watchに変更を余儀なくされたようです

これは仕方のない事だったようですね
「あぁ,そうだったんだ」と,すごく自然な話として受け取れます

 

新たな意見も出ている

しかし,違った角度から分析している方もいらっしゃいますね
企業家(経営者)の理念などから考えている

記事はデザイン・シンカー池田純一氏です

Apple Watchは、なぜ「iWatch」ではなかったのか

記事の終盤の抜粋です

 

アップルはこのようにWatchを通じて、ジョブズとケイの不在を補う行動を起こしている。Apple Watchは確かに実験的なプロジェクトだ。だがそれは、単にスタイリッシュなアップルを継続させることを企図したものではない。アップルという企業自体の再起動を図るもので、Book of Jobs(ジョブズの聖書)の新たな布教の試みだ。アメリカのなかでもとりわけ信仰心の篤い南部で育ったクックは、現代社会にふさわしいコンテキストのなかにアップルを据えようとしている。
ジョブズとケイのふたりの不在を、埋めるだけでなく補強/拡張する試み。だからこそWatchは、Appleを冠さなければならなかった

 

つまり,ティム・クックCEOはDynabookのアラン・ケイとスティーブ・ジョブズの呪縛からの解放のため,敢えて「i+デバイス名」を変更したということだという

これも「あるかもしれない」意見ですね

 

Appleのサポートページに出ていた記事の写真

しかし,Appleはもう少し「i」にこだわっていたんじゃないだろうかと思う

iwatch_az

これは2015年8月現在,Appleサポートページ「Time Machine」の記事中写真だ
よく見るとApple Watchが「iWatch」になっている

 

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記事はApple Watchが出る以前にアップしているのだろうが,なぜこの写真は「iWatch」なんだろうか

CEOがスティーブ・ジョブズからティム・クックへ変わっても首脳陣の思いは「i」にあるのではないだろうか

 

本気でiWatchとして発表したかったのではないかと思える

 

この写真を見つけた時,ふとAppleの「i」への強い思いを感じてしまった

 

次回,なんらかのデバイスを発表するとき,頭に「i」を冠するかどうかで答えが出てくる気がする


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(最終更新:2017年4月19日)